MLBでも試用中のロボット球審が米国の独立リーグでデビュー

発表から4カ月になる、いわゆる「ロボット球審」が、独立リーグのAtlantic League(アトランティック・リーグ)でデビューした。今独立リーグは、アメリカの代表的な娯楽である野球の新しい姿を求めていろいろな工夫を試しており、審判の機械化もそのひとつだ。

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システムはレーダーのTrackManを利用して投球のボールとストライクを判断する。ドップラー効果を利用するそのシステムはすでにメジャーリーグの30カ所のスタジアムと、もっと多いマイナーリグの球場ですでに使われている。情報はシステムから人間アンパイアにiPhoneとイヤホンでリレーされる。

ホームプレートのアンパイアを置換するわけではなく、また一種のフェイルセーフとして、人間アンパイアが必ず投球をモニタする。人間アンパイアは、TrackManの判定を全否定してもいい。中でも特に今のシステムは、バッターが振ろうとしたバットを途中で止める、ハーフスイングを正しく判定できない。

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人間アンパイアの一人、Brian deBrauwere氏はESPNにこう語っている。「システムを100%信頼できるようになるまでは、人間が毎日球場に行って投球を正しく判定しなければならない。システムが間違ったり、ピッチアップを判定できなかったり、プレートから40cmも外れた球をストライクと判定したりすれば、我々が出て行って正さざるをえない」。

ロボット審判は、現在アトランティック・リーグでテストされているいくつかの機能の1つだ。ここで結果が良ければ、メジャーリーグでも公式に採用される。ほかにも今は、ホームプレートとマウンドの距離を可変にする、1人のピッチャーは必ず最小限3人の打者に投げる、などがテストされている。

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(翻訳:iwatani、a.k.a. hiwa

Source: TechCrunch Japan
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