話題を集めた「Twitterアドベンチャーゲーム」にアップルも挑戦

【この翻訳記事は、英語版記事を抄訳、編集したものです】

Twitterアドベンチャーゲームは一発屋には終わらないようだ。アップルのソーシャルチームが、この形式を取り入れた。米国時間6月28日、@Apple TVのTwitterアカウントは、ユーザーがぴったりの映画を見つけるためのTwitterのスレッドを投稿した。ただしこの試みは今のところ、この形式のもとになったスレッドほどの話題にはなっていない。今月大きな話題を集めたオリジナルのTwitterアドベンチャーゲームは、ビヨンセの新人アシスタントとしてクビにされないように1日を過ごすというものだ。もしこの傑作を見ていないなら、挑戦してみてほしい。かなり楽しめる。

(ビヨンセのアシスタントの1日。クビにされないようにスレッドを進んでいこう)

TIMEの記事によれば、このスレッドのアイデアはロサンゼルス在住の19歳の学生、Landon Rivera氏によるものだという。

Twitterのスレッド表示を利用して、クイズと複数の選択肢が示されるゲームだ。ゲームはビヨンセの朝食を選ぶことから始まる。5つ星の朝食を注文するか、グラノーラとヨーグルトにするか? 正しい答えをクリックすれば次のタスクに進むことができる。誰とFaceTimeで話すか、ヘアメイクを待つ間はどうするか、とクイズは続いていくが、間違った答えを選択するとアシスタントをクビになってしまう。

このゲームは、Twitterのスレッドが縦につながって表示され、続きが非表示になることを利用している。自分が選んだ答えのツイートにある「このスレッドを表示」をクリックするとスレッドの続きが表示される。選んだ答えによって進むルートが変わる。このスレッドの最初のツイートは25万件以上の「いいね」を集め、10万回近くリツイートされている。

このビヨンセゲームが爆発的な人気を博した後、作者のRivera氏は「カーディ・Bのボディーガード」や「殺人からの逃亡」スレッドを開始した。しかしオリジナルのビヨンセのスレッドほどはまだ拡散していない。

アップルのソーシャルメディアチームがこのアイデアを真似たのは興味深いことだが、アップルのスレッドは短すぎる。アドベンチャーになっていない。

どんな映画を見たいかを2つのシナリオから選ぶと、そのジャンルに誘導され、お勧め映画が表示される。それだけだ。

アップルのゲームは、ビヨンセゲームが話題になった理由を見逃している。ビヨンセゲームは長く複雑で、分岐がたくさんあって、そして面白い。さまざまなスレッドに深く入っていき、クビになる。

ソーシャルメディアチームがこの形式を利用して成功しようと思うなら、直接何かに貢献するわけではない短いスレッドをいくつも作る必要があるだろう。巧妙な分岐のある物語の設計に真剣に取り組むか、いつも通りにただツイートするかの、どちらかだ。

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(抄訳、編集:Kaori Koyama)

Source: TechCrunch Japan
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