日本酒接客支援ツール開発のSAKELOGYが総額4200万円を調達

日本酒接客支援ツールを開発・運営するSAKELOGYは6月26日、総額4200万円の資金調達を発表した。内訳は、インキュベイトファンド、ALL-JAPAN観光立国ファンド、個人投資家の曽我健氏を引受先とした第三者割当増資と、北國銀行からのデットファイナンス(借り入れ)となっている。

社名と同名のサービス「SAKELOGY」は、日本酒のデータベースを利用した日本酒メニューの作成システム。飲食店や小売店が自店の日本酒銘柄のメニューをクラウド上で簡単に作成できるのが特徴だ。

来店客は、スマホやタブレットを使って、店舗側が提供する日本酒に合った飲み方や酒の肴を選ぶことができる。なお、メニューは英語に切り替えることも可能だ。

ワインと同様に種類や産地が多岐にわたる日本酒の銘柄を詳しく説明するには、前提となる知識や経験が必要で、スタッフをトレーニングするにはかなりの時間がかかる。SAKELOGYではこういった問題を解消するために開発されたサービス。前述のように英語メニューへの切り替えにも対応しているので、インバウンドの需要も取り込める。同社は、日本酒の出荷量を現在の2〜3倍へ押し上げることをミッションに掲げている。

SAKELOGYでは今回の資金調達により、石川県内でのパートナーシップの拡大とSAKELOGYの導入を検討している顧客へのサポート強化を目指すとのこと。ちなみに石川県を重視しているのは、同社が2018年9月に石川県で開催されたビジネスコンテストで賞を獲得し、同県拠点の北國銀行や行政、酒販店の協力によって県内400銘柄の日本酒データベースを構築しているためだ。2019年後半には、石川県以外の北陸、関西にエリアを拡大してデータベースを充実させるとのこと。その後、順次全国をカバーして海外進出も目指す。

Source: TechCrunch Japan
日本酒接客支援ツール開発のSAKELOGYが総額4200万円を調達